「いきなり津軽フリーパスってなによ!」状態になっている方やまだ前半編をご覧になっていない方は以下をご覧ください。
ではこのあたりでイントロダクションを終了して、早速旅行記の続きに入りたいと思います!
津軽フリーパスの旅行記:1日目
さて、軽く前回のおさらいをしてから続きの旅行記に入りたいと思います。
朝早くに黒石へ弘前経由で訪問し、ただ普通にスーパーで買い物をしただけで帰ってきてしまった私は次の目的地へ向けて再び弘前に帰ってきたというところです。
次に行くところはどこなんだろ?
弘南鉄道のホームを降り、五能線の深浦行きに乗車です。
もうここで勘のいい方は私がどこに行こうとしているのかが分かるかもしれません。
ちなみにこの五能線は「超ローカル線」なので、ご覧の通り1-2時間に1本の間隔で電車が来ることになっています!
これはほんとなかなかの路線だなと思いました。
大阪や東京だと「多少遅れても1本後のやつ乗ろか」が出来ますが、この青森でそれをやろうとすると大変なことになります。
もちろんこの時間間隔でも2両編成の列車で人が座れるくらいの状態なのですが。。
なんと目的地は…五所川原でした!
まぁ青森通な方なら繰り返しになりますが、五能線に乗るという時点で沿線沿いには五所川原くらいしか観光地ではないことから分かった方もいらっしゃると思いますが。
しつこいようですが、これが五所川原駅の時刻表の写真です。弘前方面行きの電車が2時間おきになっているのが分かるでしょうか。
まるで、大遅延が起こっている電車のホームみたいでした(笑)
さて、早朝から活動しているのにも関わらず、昼はもちろん朝もしっかりとしたご飯を取っていなかったので、ここで昼食をとることに。
五所川原駅から徒歩圏内のところにある、マルコーセンターで食事をとることにしました。
このお店では青森市内では青森魚菜センターのものが有名なのっけ丼を格安で食べられることで名のしれているお店です。
「安い=味もまあまあ」だと一瞬にして感じ取った方もいるかもしれませんが、そんなことはなく全然美味しく愛想も良かったのでおすすめですよ!
このお店のレビューや詳細な情報は以下の記事にまとめておりますので、ぜひご覧ください。
さて、マルコーセンターにてお腹を満たしたところで隣にある立佞武多の館を訪問しました。
この立佞武多の館、本当は行く予定が無かったのですが、マルコーセンターの方々におすすめされ、無料で入れるゾーンもあるとのことだったので行ってみることに。
ちなみにこの施設ですが、本当にマルコーセンターの隣にあるので、気付きやすいと思われます。
さて、いざ入ってみるとこんなに大きなねぶたがいきなり展示されていました!
これ、もちろん無料ゾーンですよ?すごいですよね。
さらにはこんな迫力のあるねぶたまで!
この立佞武多の館の施設内構図を一部紹介しますと、入ってすぐのところに、このような無料で見ることのできるねぶたとねぶたや青森県のお土産ショップがありました。
さらに奥に進むと、こちらも迫力満点であろうとされる有料ゾーンのねぶたもありました。
正直、後の予定が迫っていたこともありますが、さほどねぶたに興味がなくあまり分からなかったので、青森市内にもこういう施設はあるのですが、行く予定はありませんでした。
が、「せっかく青森に来ているのなら1回でもねぶたを見てほしい」と私は感じるようになったくらい魅了されました。
また、無料ゾーンだけならお金もかかりませんし、そこまでねぶたの数も多くないので、気軽にパッと見れることのできるのもおすすめの一つです。
さて、その後は五所川原駅付近に戻り、「コミュニティカフェ でる・そーれ」へ。
そこまで時間がなかったので、残念ながらゆっくり飲食はできませんでしたが、このお店で売っている赤いリンゴのお土産を買うことにしました。
赤いリンゴって何なの?
吹き出しくんと同じように赤いリンゴ?とはてなマークが浮かんだ方もいるでしょう。
赤いリンゴとは外側の皮が艶のあるきれいな赤色をしたりんご、というわけではなく、中身まで赤い果肉をしたりんごのことです。
実際になかなか想像がつかないと思いますので、下の写真をご覧ください。
これがその赤いリンゴを元に作られたジュースです。
本当に赤いね!
そうなんです!うっすら赤みがかっている
とかではなく、本当に真っ赤なりんごなんです!
これは名前だけ詐欺でないことがわかるかと思います。
さて、そのお店でりんごジュースだけでなく、ソフトクリームも購入してみました。
この赤いリンゴ、珍しく希少価値があるだけあってこれらの加工品はやはりそこそこの値段がします。
先ほどのりんごジュースでも、たったあれだけの量で400円弱はしましたし、このソフトクリームもバニラのアイスに赤いリンゴソースがかけられているだけだというのにも関わらず、同じく400円弱したと記憶しています。
ちなみに秋のりんごのシーズンには、生の果実もこのカフェで売られているそうです。
ソフトクリームに関して、まぁバニラアイスはいたって普通のアイスクリームだったので、言うことは特にないのですが、この赤いリンゴソースは普通のリンゴソースに比べてとても酸味が強いものでした。
生の赤いリンゴも通常のりんごと比べて、甘酸っぱい感を通り越して結構酸っぱいらしいのですが、やはりそうでした。
記念ということも加味して、このカフェで食べるというのもアリかなとは思います。
次にカフェでソフトクリームを食べた後、津軽五所川原駅へ。
看板にも書いてありますが、このストーブ列車に乗るために五所川原へ来たという感じでした。(マルコーセンターや立佞武多の館などはついで)
このストーブ列車に関しましては、乗車記や詳細な情報を以下にて紹介しているので、ぜひご覧ください。
ちなみに、このストーブ列車に乗ろうとすると、例え金木駅までの津軽フリーパス圏内であったとしてもストーブ列車乗車券+普通乗車券が要りますのでご注意を。
普通乗車券までもがいるんだね…
当然、例えば帰りは「普通列車で帰ろう」となると金木駅からだとその帰りは無料で乗車することはできるのですが…
ストーブ列車にて金木駅まで列車の旅を楽しんだ私達は、そのまま引き返すのももったいない気がして金木駅周辺を観光してみる(そうはいっても1時間)ことにしました。
なんせこの町の周辺があの太宰治の出生地だそうで、金木駅一体となって太宰治ブランドが守られています。
駅を少し歩いてみると「メロス坂通り」。
おもしろそうですね〜
せっかくだったということもありますが、太宰治記念館 「斜陽館」へ行くことにしました。
入場料はかかってしまいますが、施設内はなかなかのもので、行ってよかったと思える場所でした。
私なんか太宰治=走れメロス・人間失格くらいしか出てこない人なのに(特に太宰治が好きというわけではない)、ここまで感じさせるのは相当な施設だったと思います。
昔の様子をありのままに表現されていたので、現実感も感じることができました。
このように、入場券をもらうこともできるので記念にもなりますし、行く価値ありです!
ちなみに中学生の値段は大人料金の半額以下である、250円でした。こういう学生割みたいなものは大体の観光施設で設定されていたため、助かりました。
また、私達はあまり時間もなかったため、金木駅に1時間程度しかいられず、太宰治記念館 「斜陽館」しか行けませんでしたが、この周辺及び少し離れたところにも太宰治関係の観光スポットがあるみたいなのでぜひ訪れてみてください。
太宰治巡りをするのも良いかも?
さて五所川原まで戻るために、再び金木駅に来てみました。駅舎はこんな感じです。
どこかレトロさが表れているのがいいですね…
景観を守ってて良い感じだね!
ちなみに金木から五所川原までは先ほど提案しましたように、普通列車で帰ることにしました。
普通列車はこんな感じです。ストーブ列車の車内とはガラリと変わりますが、これはこれでローカルっぽくておもしろかったです。
やはりローカル線の車内はどこかバスに似ているような気がします。
さて五所川原まで帰ってきた後は拠点となる弘前まで直行です。
この青森では1本1本が大切な路線なので、毎度ヒヤヒヤします(笑)
さて次の目的地は弘前に立ち寄ることなく大鰐温泉です!
この大鰐温泉駅、駅名に温泉とついてあるだけあって温泉で有名な駅です。
尚、この大鰐温泉へはJRと弘南鉄道が乗り入れていますのでアクセスは良好です!
(弘南鉄道路線は中央弘前駅から+大回りするのでJRがおすすめですが。。)
なんと、大鰐温泉駅には足湯があるのです!
これこそPRしている証拠だね(笑)
実際に私達は使ってはいませんが、電車待ちの際に使うことができるので最適です。
大鰐温泉駅から徒歩ですぐのところにある「鰐come」というところで温泉に入ることにしました。
おそらく、大鰐温泉駅界隈の中ではここが一番メジャーかつ大きい温泉処だと思われます。
ちなみにこの温泉施設には売店もありましたので、温泉に行きがてらお土産を買うというのにも適しています。
が、ここで1つ注意事項を。この温泉自体は22:00まで影響していますが、売店は17:00or18:00あたりで閉店(私の記憶があいまいですいません💦)していたので、お土産も目当ての方は早めに行くのがおすすめです。
実際に私達もそのギリギリで行って着いたときには営業していたのですが、温泉からあがった後にゆっくり見ようとしていたのに閉まっていましたので。
レストランもあるみたいですが、それはもっと早くに閉まるみたいです。
大鰐もやしの加工品とかあったから買いたかったのになぁ。。
吹き出しくんの言うとおり、大鰐もやしを使ったナムルのようなものもありました。
また、生の大鰐もやしも売っているそうですが、これは人気ですので早い時間帯に行かないと売り切れてしまうそうです。当然私達が行ったときにはありませんでした。
ちなみに「大鰐もやしって?」となっている方は下記の記事をご覧ください。どんなもやしかがわかるかと思います。
さて、鰐comeで大鰐温泉の醍醐味を満喫したところで、また大鰐温泉駅に帰ってきました。(どう見ても行きの到着したときの写真ですが、そこは見逃してください(笑))
ところで大鰐温泉の感想ですが、鰐comeに関しては思った以上に温泉の種類がありませんでした。
大体4-5種類?だったかなと記憶しています。もしかしたら3種類だったかも。
一応露天風呂とかはあったので、別に満足していない訳ではないのですがもう少し種類があっても良かったかなという感じです。さすがに飽きてくるので。
「いきなりどこの写真やねん!」って感じですが、さすがに夜で疲れていたのかここから写真が激減していましたので、ご留意ください(笑)
これは弘前市内の写真です。ということで、私達は大鰐温泉から一気に青森まで行かずに弘前に行っていたのです。
それは夜ご飯を弘前で食べるためなのですが、ここで読者の方にお伝えしておきたいことが、もし私のプランと同じように行かれる方がいらっしゃいましたらこの大鰐温泉と弘前での夕食の順番を逆にして行ってもらいたいです。
その理由は①青森の夜は短い!
②正直言って温泉からの夕食はしんどい
からです。
まず①に関してですが、知っての通り青森は都会ではないので青森市内、弘前市内に限らず夜遅くまで営業しているお店の数が極端に減ります。
ですので、あまり遅くなってしまうと夕食難民直前の域に達してしまいます!
私達も当初予定していたお店を諦め、なんとか探したくらいですから。
②に関しては、もう文面の通りですね。さらに、私達が行ったときには売店も閉まっていたので、一番微妙な時間だったといえます。
もちろん、こんな経験もあってもいいのですが、せっかくの旅行でロスタイムを感じたくない方はこれを逆にした方がいいですね。
ところで、弘前でのディナーは煮干しラーメンが一押しの「煮干結社」というラーメン屋でいただくことにしました。(CLOSEDになっていますが、これは帰り際に撮ったためです)
こちらも記事にしているので、ぜひご覧ください。煮干しラーメン、美味しかったですよ!
さて煮干しラーメンを食していよいよ青森へ帰路につきました。
ちなみに1日に3本しかない快速列車に乗れたので良かったです。(記念的にも速さ的にも)尚、弘前駅ではその後の普通列車・青森行きで青森方面の終電となります。本当に早いですよね。
このあとは即ホテルに帰り、即寝ました(笑)
津軽フリーパスの旅行記:2日目
さて、1日目の旅行記の方はどうだったでしょうか。なかなかフル回転に活動できて良かったです。
この2日目は昼過ぎに大阪へ帰らなければいけなかったので、朝しか活動できませんでしたが、この日もフル回転で旅行しました。
ぜひご覧ください!
「今日はあまり時間がないから始発列車に乗ろか」ということになり、青森駅に5:35に訪れました。昨日もホテルへ帰った後、いろいろすることがあったり遊んだりして睡眠時間は3時間強だった気がします。
本当にこのときは眠かったなー
ちなみにこれがホテルから青森駅までの道中の写真です。夜は開けていますが、まだ太陽が昇っておらず薄暗い感じでした。
こんな時間に起きて行動しているのは、個人的に2月の私立入試以来でした(笑)
5:41発が弘前方面の始発列車です。ちなみに青い森鉄道の八戸行き(始発だと思われます)も同時刻に発車なんだとか。
尚、この列車もうっかり寝坊して乗り過ごしてしまうと次の列車まで約1時間後なのでご注意くださいね。
これが始発電車なのですが、早朝にしてはまあまあお客さんがいるなといった印象です。まあ相変わらず2両編成なのですが。。
ちなみに通勤の時間帯にあたると、関西・首都圏のと比べるとめちゃくちゃ空いていますが、それでも座れなかったくらいでした。
弘前までの道中、車窓から岩木山が…
こういった風景もなかなか撮れないので、青森ならではでないでしょうか。
これは乗ってみて分かったのですが、意外と始発列車もいいものです。朝にこういった景色をほとんど人がいないところでみるのは気持ちよかったです。
一応写真を載せておきますが、津軽フリーパスのきっぷはこんな感じです。もちろん、これも最後はもらうことができるので、記念になっていいですね〜
青森から約30分ほどで弘前に到着です。個人的に↑の写真結構好き(まだ朝の感じが特に)なんですが、どうでしょうか(笑)
ちなみに写真にも写っていますが、弘前駅の隣にはアプリーズという、お土産ショップもあるので困ることはありませんね!
コインロッカー(私は昨日のりんごジュースを入れるのに使いました)もあるので、おすすめです。
後は今回の観光した目的である、弘前城に向けて出発です。この弘前駅から弘前城まではまあまあというか、結構離れているので注意が必要です。
黙々と寄り道せずに歩いたとしても20分はかかると思われます。
なので、普通はバスを利用するのですが、早朝すぎてバスが運行しておらず、私達は往復とも歩きとなってしまいました。
結構しんどかったなぁー
時間に余裕のある方はこの津軽フリーパスならバスも無料なので、ぜひご乗車になることをおすすめします。もちろん歩きながら見る景色も良かったんですけどね。
この公園の中に弘前城があるのですが、敷地が広い+門がたくさんある、ことで結構迷ったりすると思います。実際に私達もGooglemapを使わないとスムーズに出入りすることができませんでした。
門をくぐり抜け、少し歩いてみると何やら小さいお城がありました。
あれが弘前城なのかな?
なんと、それは正解でした!!
正直、私が思っていたよりも3倍くらい小さかったです。一応観光スポットになっているので、そこそこの大きさのものかと思いましたが。。
そもそも私は大阪城をなんども見ているので、感じたかもですが、比較してはいけませんね(笑)
逆にこれで大阪城がどれだけ大きいものかがわかったよ…
でも、あまり観光客もおらず、ゆっくり観光することができたので、とても良かったです。
この早朝の時間帯はほとんどの人が地元の方で、散歩しにきているといった感じでしたので、写真は撮り放題でした。
さらに、写真を撮るための登れる場所(台?)のようなものがあったので、写真撮影にも最適です。
雰囲気は良かったので、不満に思うことはなかったのですが、もう少し弘前城が大きければ(いまさら変えられるわけありませんが)尚良いと思いました。
さて、ここからバスの時刻とうまい具合に合うわけもなく、弘前駅まで徒歩で帰ることになりました。昨日の煮干結社に行ったときともそれくらいの距離を歩いたので2日間で実質2往復したことになります。
これにて津軽フリーパスの旅は以上です!
今回紹介した施設・お店の地図や営業時間
では今回の旅行記ではいろいろなお店を紹介してきましたので、何がなんだかごっちゃになっている方も多いと思います。
そこで今回紹介しました施設やお店の詳細な情報をお伝えします。
ぜひご活用ください!
マルコーセンター
営業時間・営業日
全日:8:00-18:00
定休日:日曜日(祝日も休みの可能性が高いので確認の上、行ってください)
立佞武多の館
営業時間・営業日
全日:9:00-17:00
定休日:なし
カフェ:でる・そーれ
営業時間・営業日
全日:10:00-16:00
定休日:なし
太宰治記念館 「斜陽館」
営業時間・営業日
全日:9:00-17:00
定休日:なし
鰐come
営業時間・営業日
全日:9:00-22:00
定休日:なし
煮干結社
営業時間・営業日
全日:11:00-15:00,17:00-21:00
定休日:なし
最後に
いかがだったでしょうか。今回は津軽フリーパスを使った旅行記の完結編を紹介しました。
あまり青森西エリアに興味が沸かない方でも、このフリーパスをきっかけに興味を持って実際に行ってもらえると嬉しいです!
また、私も本当は三沢や八戸のある青森東エリアしか知らなかったのですが、西青森の魅力にこのフリーパスで気付かされた一人でもあります。
ぜひ行ってみてくださいね!
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