みなさんこんにちは!今回はウズベキスタンの国内移動の際に使った、ウズベキスタン航空の搭乗記をご紹介します。その中でもタシケントからヌクスまでの路線となります。
ヌクスってどこやねん!ってなる方が大半だと思います。外国人観光客が訪れる定番の三大都市はサマルカンド・ブハラ・ヒヴァ(首都タシケントはあまりにもあたりまえすぎて省きます。)です。それぞれ最寄りの空港はサマルカンド空港、ブハラ空港、ウルゲンチ空港であり、これら3つの空港のどれでもないので当然です。
ただウズベキスタンに行く予定がない方や詳しくない方(そもそも行く予定のない方はあまり見ない記事だと思いますが…)でも「なんか聞いたことあるぞ?」とか「うっすら字面で見たことある!」なんて思っているかもしれません。実はヌクスは桃鉄ワールドででてくる地名なのです。心あたりのある方は桃鉄好きなのではないでしょうか?笑
旅行の話に戻すと、ヌクスはウズベキスタンの中でも独自の文化を持っているカラカルパクスタン共和国の行政の中心地であり、栄えているエリアとなります。カラカルパクスタン共和国に関しては主権国家ではないのでウズベキスタンから独立はしていません。
実際、冒頭に載せた写真ではウズベク語、英語、ロシア語だけに限らずカラカルパク語まで載っているので興味深いですよね。
ところで、「なぜわざわざカラカルパクスタンに行こうと思ったのか?」気になる方もいらっしゃるでしょう。先ほどもご紹介した通り、普通ならサマルカンド、ブハラ、ヒヴァだけです。正直に言うと最も大きい理由は値段です。
私がウズベキスタンに入国した日前後がたまたまウズベキスタン国内の祝日、ナウルーズであったためタシケントからウルゲンチの片道航空券が高騰しており、どうしようかなとマップを眺めていました。すると、近くにヌクスという空港があるじゃないか!と。ヌクスとかいうわけわからんところも観光できて、値段も安いなら一石二鳥だと思ったわけです。(この旅行ルートの前準備段階の詳細について、別記事にしようと思っています。お楽しみに!)
そのため、カラカルパクスタンについては何も知らず旅行を計画した私ですが、やはりあからさまに他の三大都市とは異なることも多く楽しかったです。カラカルパクスタン観光についても別記事でまとめる予定なので少々お待ちください。
では前置きが長くなりましたが、搭乗記をご紹介します!
朝早起きして、タシケント空港へ!
私が泊まったホテルは"Reikartz Amirun Ташкент"という空港からほど近いホテルです。この朝早い便に備えるためと、昨日はまるまる移動日でおそらく疲れ切っているであろうからグレード高めのホテルにしました。といっても日本円で2人で8000円くらいのホテルですけどね。
このホテルがどれくらい空港から近いかというと、最もホテルよりのターミナル(国際線到着ターミナル)からでは車で5分、徒歩で30分と全然徒歩でも歩ける距離です。私はこのホテルに空港から来る際も移動で疲れ切っており、スーツケースも持っていたのでタクシーを呼びましたが…
タクシーでトラブルが…
なんとこのタクシーでトラブルがありました。このトラブルの詳細に関して、この記事に載せようと執筆しているとだんだんと白熱してきて、情報量過多になりそうなので別記事にします。
ざっくり説明しますと、いろいろあってタクシーに正規料金の5倍もの大金をとられてしまいました。詳しい経緯を知りたい方は別記事を楽しみにしておいてください。
ちなみに、タイトルにある国内線早朝便をおすすめできない1つめの要因はこれです。このトラブルと早朝便である因果関係がいまいちピンとこないとは思いますが、これは早朝便でなければ回避できたのでした。。
タシケント空港の様子といざ飛行機搭乗!
もうチェックイン締め切り時刻も迫っており、急いでチェックインしに行ったのでカウンターの写真を撮ることをも忘れています。
売店すらほぼないタシケント空港第三ターミナルですが、atmはありました。ちゃんと使えるかどうかは確かめてませんけどね笑
長距離の国内移動では、鉄道が優勢な国ではありますが航空便もタイパを考慮すると安く、どんどん増えていってほしいなと思います。(この航空便の詳細な値段は後述。)
(全く何のことかわからないと思うのでスルーしてもらって結構です笑)
クレジットカードの件も一件落着し、いざ搭乗開始です!もう先ほどのトラブルのことをいちいち思い出していては、不安に駆られてきりがなく旅を楽しむことができないので、何とか忘れようとしましたが、ダメでしたね笑
まだウズベキスタンに到着して間もない頃だった(昨日は深夜に到着してホテルに直行して寝ただけ)ので、本来ならすごく興奮して楽しくワクワクするひと時だったでしょうが、あんまり覚えていません(泣)
後ろを振り返ってみると"silkavia"の飛行機が!この航空会社、ATR-42を使用しておりなんか面白そうだったのにくわえて、ウズベキスタン航空よりも安かったので利用してみたかったのですが、日本のクレジットカードでは決済不可で実質事前予約不可でした。
どうやらウズベキスタン国内で発行されたクレジットカードしか決済ができないみたいです(2024年3月時点)。このほかにも国内線を運航している"humo air"も外国のクレジットカードが確か使えなかったよな、と一応裏とりのためにググってみるとどうやら2024年3月11日から運航を中断しているではありませんか!(期限は4月までらしかったですが、現在も運航を再開していないとのこと。)
どうりでタイムテーブルにも一切"humo air"の字面を見なかったのです!このように現在ウズベキスタンでは観光需要が急速に高まっており、その分移り変わりも激しいので最新情報を入手するよう努めてください。
写真撮影もほどほどにしておいて、実際に飛行機に搭乗しました。いつもなら筆者は頻尿ですぐトイレに行きたくなるので通路側の席を指定、もしくはお願いするのですが、今回は1時間ちょっとのフライトである上、ウズベキスタン国内の様子を日中に見れるなんてそうそうない経験でしょうから窓側の席を希望しました。
今回の軽食はなんの具材も入っていないただのコッペパンみたいなやつでした。正直、ないよりましって感じでしたね。またドリンクは早朝便であったことからかもしれませんが、紅茶かコーヒーを選ばされました。
お次はウズベキスタン航空の醍醐味、機内安全ビデオのご紹介といきたいところですがなんか機内が暗くなっていますよね。。
こんなん紹介のしがいがありまくりのコンテンツなのに、なぜかうっかり写真を撮ることを失念しており、夜に乗ったウズベキスタン航空のサマルカンド-タシケント間の機内の写真となっております。
今回ご紹介している、タシケント-ヌクス間の機内でもそれぞれの座席にモニターがあるタイプではなかったので、ほとんど同じ感じです。
機内安全ビデオはワクワクするような面白い内容でしたので、ぜひ期待してウズベキスタン航空を利用してみてください!
窓からの外の様子です。こちらの写真はヌクス到着間近のときの写真となっております。この写真からも日本とは違った街並みが広がっていますよね。砂っぽい感じは中東感があり、団地のように同じ建物が固まっている姿は旧ソ連だったのを醸し出している雰囲気です。
実はこの街が出てくるまでは、本当に砂漠がずっと広がっていました。あまりにも砂がきれいに波を打っていたので、きれいな雲だと思っていたのですが違いましたね。意外にも圧巻の景色でした。この景色を見るためだけでも飛行機に乗る価値があると思います。
窓からの景色を見ていたり、そうこうしている間にヌクス空港に到着です。予定されていた所要時間は1時間40分でしたが、実際は1時間ちょっとでした。あっという間でしたね。飛行機に乗るの、本当におすすめです。
ここ、ヌクス空港でも機内から外に出た後は空港到着ターミナルまでバスに乗りました。そのあとは、国際線でもなかったのですぐに空港の外にでることができました。空港にはsimショップなどがほぼなかった(形上はありましたが、営業してませんでした。)ので、ウズベキスタン入国時にタシケント空港かどっかで買ったほうがいいと思います。
私たちはここからタクシーをチャーターして「船の墓場」を訪れました!カラカルパクスタン共和国の観光の様子も別記事でご紹介する予定ですのでお楽しみに!
まとめ・かかった費用
いかがでしたでしょうか。今回はウズベキスタン航空のタシケント発ヌクス行きの便の搭乗記をご紹介しました。
さて勘のいい方は「タイトルにある、ウズベキスタン国内線早朝便はおすすめできないとは?」となっていることでしょう。1つ目は先ほども紹介しました通りタクシートラブルにまきこまれやすくなることです。早朝便でなければいろいろ解決出来るすべはありました。
もうひとつは単純に疲れるということです。早朝便の前日が丸一日日本からウズベキスタンの移動日だったので学生といえどもさすがにつかれました。しかもせっかくそこそこいいホテルに泊まったのにほとんど4時間睡眠しただけです。
もちろんこれは、旅行の途中で早朝便乗るといった時には問題ないです。ただウズベキスタンの場合はルート上、旅の初めのほうに奥のほう(タシケントから一番離れたヌクスやヒヴァ)へ飛行機で飛んで行って鉄道でタシケントに戻っていくルート、タシケントから鉄道で奥のほうへ行って最後に飛行機でタシケントに戻るルートの2ルートが定番ですので注意が必要です。
この2つに関しては筆者はどちらでもよいと考えますが、移動日の後に早朝便に乗るのはいろいろなリスクを考えて注意が必要です。
またこの航空便にかかった費用は37.3USD(約5780円)でした。まあ特段やすくはないですが、ウズベキスタン国内の祝日、ナウルーズ期間中の航空便であったことを考えると高くはないかなといった感じです。
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